(冒頭サビ)
月に寄り添う鳥の声 甘くひびく調べは
ひとり君待つ夏の夜の 儚き夢のなごり

(Aメロ)
夕焼けが山に落ちるころ 祭り囃子が聞こえる
遠く揺れるあの篝火は 誰の心を灼くのだろう

(Bメロ)
薄い夏衣の 襟に染みる 橘のにおい

(サビ)
月に寄り添う鳥の声 甘くひびく調べは
ひとり君待つ夏の夜の 儚き夢のなごり
星よ憂いしむらさきの 空をゆく舟となれ
願わくばあの恋のもと 花のように散らせて

(Aメロ)
暗闇が影を溶かすころ 宴は眠りを惜しむ
胸に燃えるこの蛍火は 秘めた想いを焦がしたまま

(Bメロ)
涼風通う 袖に滲む 青き露のあと

(サビ)
雲に隠れし羽の音 切に鳴らす鼓動は
君がため惜しからざりし 短きいのち捧ぐ
星よ憂いしむらさきの 空をゆく舟となれ
願わくばあの恋のもと 花のように散らせて






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(以下、読み仮名)

つきによりそうとりのこえ あまくひびくしらべは
ひとりきみまつなつのよの はかなきゆめのなごり

ゆうやけがやまにおちるころ まつりばやしがきこえる
とおくゆれるあのかがりびは だれのこころをやくのだろう

うすいなつぎぬの えりにしみる たちばなのにおい

つきによりそうとりのこえ あまくひびくしらべは
ひとりきみまつなつのよの はかなきゆめのなごり
ほしようれいしむらさきの そらをゆくふねとなれ
ねがわくばあのこいのもと はなのようにちらせて

くらやみがかげをとかすころ うたげはねむりをおしむ
むねにもえるこのほたるびは ひめたおもいをこがしたまま

すずかぜかよう そでににじむ あおきつゆのあと

くもにかくれしはねのおと せつにならすこどうは
きみがためおしからざりし みじかきいのちささぐ
ほしようれいしむらさきの そらをゆくふねとなれ
ねがわくばあのこいのもと はなのようにちらせて

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

夏の夜の夢

「   君思ふ いまや短き 夏の夜の
    ひとり身に染む ほととぎすかな   」



温州みかんさんのこちら【http://piapro.jp/t/-Qhb】の楽曲に応募させていただきます。
和風で夏の涼しさを感じるメロディーに惹かれました。

テーマは夏の短い恋、でしょうか。
儚いながらもその一瞬に命を燃やす恋心です。

閲覧数:316

投稿日:2017/06/02 14:34:46

文字数:858文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 温州みかん

    温州みかん

    使わせてもらいました

    はじめまして、温州みかんです
    素敵な歌詞を書いてくださり感謝いたします。
    早速、打ち込んでみたいと思います。

    2017/06/02 21:31:13

    • はねz

      はねz

      こんばんは、こちらの方にまで返信ありがとうございます。
      歌詞のほう、気に入って頂ければ幸いなのですが…。

      ご不明な点や質問などあれば気軽にどうぞ。
      また曲やイラストの歓迎で歌詞のほうに推敲が必要でしたら遠慮なくおっしゃってくださいませ。

      2017/06/03 01:26:59

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