君の声を誰よりも傍で
聴けるだなんて幸せだな
君の笑顔を誰より多く
見られるなんて幸せだな

少し寒い冬の日には
手を繋いで歩いたね
遠く浮かんだ船を見て
「乗りたいね」と言った
暖かい春先のベランダ
小さな椅子を並べて
冷たいお茶を飲んでは
「来年も」そう笑った

囁かな幸福の種
日常に溶けた優しさ
拾い上げては芽吹く日を
二人楽しみにしていたね

君の歌を誰よりも傍で
聴けるだなんて幸せだな
君の心を誰よりも近く
感じられるの幸せだな
この先もずっと続いてく未来
変わらずに君の隣で

新緑の光る夏の日
アイス頬張り競ったね
「負けないよ」勝つまで君は
諦めはしなかった
赤く彩付く秋には
小さな指輪を填めて
照れたように笑ってさ
「大好き」だと言ってた

眩しい笑顔が好きだった
優しい声音が好きだった
素直で真っ直ぐな性格が
君の全部がほんと好きなんだ
なのに何故、どうして?
去ってしまったの
僕の手の届かない空へ…

君の歌を誰よりも傍で
もっと近くで聴きたかった
君の心に誰よりも深く
触れていたかったな

君の声を誰よりも傍で
聴けただなんて幸せだった
君の笑顔を誰より多く
見られたなんて幸せだった
この先もずっと続いてく未来
変わらずに君の隣に…
居たかったな

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空マデ届ク唄

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投稿日:2023/03/08 15:54:49

文字数:542文字

カテゴリ:歌詞

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