えらく不恰好な歌だけれど
君に想う事が多すぎて
いつだってパンク気味の内線を
治さなくちゃいけないんだ


ごめんね
なんて 言うと 三たび 線が
破れそうになっちゃって
ごめんね
なんて 何年 三年 千年
破れるのは底を知らない


この僕の 頭の中に
張られた 線は数本で
この僕の 心の中
千切れた 線は 千本で

一人じゃ 負いきれない


毎回 毎回 増えてくデータで
毎回 毎回 処理落ち寸前
毎回 毎回 リブートしても
毎回 毎回 メモリが足りない

毎秒 毎秒 増えてくデータで
毎秒 毎秒 増えてくパンク線
毎日 毎日 修理(りぺあ)してたら
毎夜 毎夜 「****」(何か)が足りない


「****」
なんて 僕は 四たび パスを
破りそうになっちゃって
「****」
なんて なんで 四たび 名前を
叫んでいたんだ


この僕と 君の中に
張られた 線は千倍で
この僕は 君の中
千切れた 線は見たくない

君の中 綻びが見えた




えらく不恰好な歌だけれど
君を想う事が多すぎて
いつだってパンク気味の外線を
治したいと思ってるんだ

えらく不恰好な言葉だけれど

君を 縫い直したいと思うんだ


毎回 毎回 増えてくデータで
毎回 毎回 処理落ち寸前
毎回 毎回 それでも僕に
毎回 毎回 「****」は語る

「好きだよ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

人体回路屋

初回作成日: 2016/08/02 19:50
我慢して
我慢して
その挙句
パンクする

僕の中
堪えきれない苦しさが
寂しさが
悲しさが
君の中へ
流出してしまう

閲覧数:56

投稿日:2016/08/04 19:50:50

文字数:580文字

カテゴリ:歌詞

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