懐かしい歌の中に横顔 萌葱色の原色
足の踏み場に気を付けて まるで駄目な僕らで

梅雨の香りの中に我楽多の夢が浮かぶ
大丈夫 猫を被らなくても 一人で歩けるよ

掛け違いのボタン 外して付け直し
祈りや呪いは解かんままで
僕らは行こうぜ

それでも世界は前を向く 答えなんて無いけど
主語の大きさを比べ でも、全然哀れじゃないよ
ベラ、君も 満開に咲くのは吉報の花言葉

水族館で迷子になったクラゲ 素数を数えてみる
元素記号には無い名前を それだけを覚えている

生まれた時から決まっていた事は多分
君の大事な呼称と
幸せになってねってぐらいだ

だからね 風が前に吹く 応える必要はないけど
知性が枯れ果てても 哲学しようぜ 惨めじゃない

苦しくないわけないよ 痛みはシグネイチャー

それでも世界は前を向く
それでも世界は前を向く

泣き喚くサタンのタンゴに合わせて
冗長なフィルムは回る
映写機のおじさんがあくびを噛んで
金曜日が終わったよ 満開に咲くのは

吉報の花言葉

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アイリス

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投稿日:2024/04/28 10:58:34

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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