海月と熱帯夜

綱渡りの泡沫と昨日までの砂遊び
藍色に染まる部屋と窓に映るお月さま
目眩がする現実と空っぽのままのあたし
熱に溺れていたのだ
日々を吐いて吐いて吸った

あなたは何も変わらないまま蜃気楼のように消えてく
あたしは今日も宵に紛れてひとりぼっちで膝を抱く

灰の空は目障りで蝉の声は耳障り
見たくないし聞きたくない
日々を吐いて吐いて吸った
こんなあたしをどうか叱って

あなたは何も変わらないまま蜃気楼のように消えてく
あたしは今日も宵に紛れてひとりぼっちで膝を抱く
カナカナの声
優しい嘘も記憶の海に溶けてく
あぁまるであたしは海月
夢現つの世界の中で揺れている

藍色に染まる部屋と窓に映るお月さま
熱に溺れていたのだ
日々を吐いて吐いて吸った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

海月と熱帯夜

海月と熱帯夜の歌詞です。

閲覧数:369

投稿日:2016/09/07 18:33:11

文字数:331文字

カテゴリ:歌詞

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