落ちた紅葉 髪留めみたい
きみが笑って 僕はつられて
今からここで 差し出した手に
踊る秋風 少し冷たい


指差しで 教えてよ きみの見る 明日を
あの雲の 隙間には 昨日とか 覗いてる

空の色 青さを増して 夏の日は 程遠い空
見上げると 高い永遠 秋めいて そのままに

赤と黄色の 絨毯みたい
楽しげな靴 つまづきそうに
踏みしめた音 音符にのせて
歌う秋風 ただささやかに


見落とした 虫の音に 赤とんぼ いつかを
鳴りひそむ 蝉の歌 今日のまま 探してる

秋の夜 すこし寂しい 呟いて まだ青い空
紅に 鳥が鳴いては 染まりゆく 太陽に

夢も未来も こうしてふたり
まだ鮮やかに 極彩色で
その風にのる 鳥の羽ばたき
歩く林は もうすぐ終わり

眩く光る 木漏れ日はもう
肩に落ちても 赤みを帯びて
青空の色 夕暮れ時に
きみを照らして ただ薄化粧

赤の葉色に 溶けていく青
名残惜しげに 冷たく風が舞う

落ちた紅葉 髪留めみたい
きみが笑って 僕はつられて
ポケットの手に 細い温もり
明日はどこに 行こうかなんて

赤と黄色の 絨毯みたい
楽しげな靴 つまづきそうに
また明日ねと 手を振るきみに
ハート形した 落ち葉をあげる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

秋空


応募元:hiara/豆腐屋Pさん(http://piapro.jp/t/izcD


※採用していただきました!
秋空(http://www.nicovideo.jp/watch/sm16244921)

閲覧数:304

投稿日:2011/10/07 22:07:30

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

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