隠れ家的な 小さなバー
コーラス聴きながら 飲んでる私に
話しかけてきた 若い男
指には 銀のリング

ほどよく酔った私にはちょうどいいね
話ははずみ 外を見ると深夜
「ああ、そろそろ帰りましょうか。」
心にも無いことを言う

な惜しくも 席を立つ
そこを男に止められ
夜の町へ 連れて行かれる
「もう、逃げられないね。」

どうせ 一夜のコトなんて忘れるでしょ?
だから 傷つかないよう したのにね?
あなたのせいで 全てが狂ってしまったわよ?
さあ、どうしてくれるの?


あれから 連絡は途切れたままで
鳴らない 携帯を握りしめながら
涙ばかり 頬を伝う
小さく 身体を丸めた

その時鳴った 携帯
今夜会う約束をした
前みたいに 連れてって
淡い 期待を持つ

ふふっ

ははっ

…どうせ 一夜のコトなんて忘れるでしょ?…
突然言われた 別れのコトバは
狭い車の中でこだまして 私に届いた。
何て 身勝手なの!?

懐から思い出取り出してしまえば
後は ほどよく振り回すだけで壊せる。
神の裁きが下ったのだ あなたが悪い
口元密かに笑う。


私はこのとき
悪になった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

アルコール・ナイト

閲覧数:120

投稿日:2013/02/28 23:32:09

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました