『ロート・ホルン』
孤独な感性持って
今日も歩く旅路には
転がる意思の様に
溢れる愛がある
慈しむ残像から
流れるロート・ホルンは
静かに想い唱え
凛とし佇んで
誰も目も向けずにそれでも鳴こうとしては
青の反響にそっと囁く様に嘆いて
動けずとも証明したい
手折る空 無限に在る花束は
振り翳して彼方 咲き誇った憧憬の先へ
摘みあげた 花弁散り足跡に
手を伸ばし微笑み 広がる大地にキスを贈って
眠るー
触れることさえ叶わない
純潔の姫君よ どうか…
歪な完成待って
続くその手の滑りは
並んだ遺志みたいに
零れる愛がある
霞める逃げ水から
誘うロート・ホルンは
密かに想い抱え
毅然と歩き出す
何もかも見初めずそれでも確かめては
白の見返り そっと声を嗄らし叫んで
振り向けずとも気付かせたい
枯れる空 限りの在る季節には
振り返らず彼方 咲き誇った光景の先へ
播き散らし その花実は道となり
手を掴み伝えて 広がる大地にキスを贈って
抱いてー
届くことさえ叶わない
純潔の姫君よ どうか…
空の一日が過ぎ季節は
目にも留まらぬ様に廻ってく
だけど 聴いて 訊いて まだだ 咲き誇って
誰か 鳴いて 泣いて 何処だ 呼んで
此処だ 此処だ どうか 見つけてくれ
もう独りにしない
手折る空 無限に在る花束は
振り翳して彼方 咲き誇った憧憬の先へ
いつの日か 振り向くなら その時は
手を伸ばし抱きしめ 広がる大地にキスを贈って
笑おうー
触れることさえ叶わない
純潔の姫君よ どうか
笑って…
『ロート・ホルン』
タイトルは百合の花の品種から
あまりの咳の酷さに胃液の逆流度合が酷く、一旦保留にし1日置いた
さすがに意地ではどうにもなりそうにないくらいヤバめな身体状況だった
早く仕上げたかった故にジレジレしてた
サビが凄く気に入っていたし、思いの外雰囲気に合ってたと自分でも思えたのでちょいと悔しかった、あのサビは捕まえたかったなぁ、コイツで
緑深き山の中を進む吟遊詩人はその景色に酔いしれる
巡り巡る毎日が季節を覚えて行く様に、自分もまた移ろうものであるのだと知り、それでも同じく繋ぎ奏でるものが在るのだと
そして吟遊詩人は愛を謳う、跡を残して
そんなイメージ
(過去記録)
http://piapro.jp/t/0pot
初音ミク
投稿終了(選考落ち)
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