遠く届いたベルが なにか終わりを告げた
通りすぎた街の波にだれかを探した
優雅にめかすルージュ 梅は淡く香らず
自惚れがち 見境なく愛をふりまいた
ふと唐突に春めいて光を失って
いたずらまた繰り返す 訪れだけ匂わせ
人が見せた笑みは変わらずどこか儚く揺れた
きらり 空しい想いまとわす 溶けずに雪化粧
いつか果てた名もなき花が無数の種を蒔いた
ほろり 眩しい願いめぐれば春の日 万華鏡
華やいでゆく日々に 冬は息をひそめた
彷徨うことなき境涯(ばしょ)への 宛てなき道のり
傷のついたものばかりいとしく集めては
ありふれてる言い分(いいわけ)にも物惜しさを感じた
祈り脆きゆえにつないでふたり寄り添い生きた
桜色はかすかに染めて舞いふる遊歩道
遠くトオク知らない人の笑う声がきこえた
ひゅるり ひとり風に向かえばそれでも「もういちど」
人が見せた笑みは変わらずどこか儚く揺れた
きらり 空しい想いまとわす 溶けずに雪化粧
いつか果てた名もなき花が無数の種を蒔いた
ほろり 眩しい願いめぐれば春の日 万華鏡
万華鏡
http://piapro.jp/t/JWuE
蒼葉さんの作品への歌詞提供です
儚さとどこか冷めたしなやかな視線、そして美しさが織り成していく春のイメージを浮かべました
コメント1
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ご意見・ご感想
さとか
ご意見・ご感想
こんにちは。はじめまして仁描(さとか)ともうします。
今回この万華鏡という舟一さんの歌詞に蒼葉さんのつながりでイラストを描かせていただくことになりました。そこでイラストに舟一さんのアドバイスなどが欲しいと思いコメントしました。ぜひよろしくお願いします。
2014/12/23 15:37:07
舟一
ご連絡ありがとうございます!
twitterのほうで返信させていただきました
2014/12/23 20:09:00