A
鎖骨まで伸びた長い君の髪が
あまりに綺麗で今日こそ褒めようとして
口を突いて出た嘘は青酸カリ
似合っちゃいないだって?思いもしないのに

B
無垢な君の瞳(め)を涙でまた濁そうと
暴れる本能を 羽交い締めにして
やっとの思いで 紡ぎ出した信号は一つ
「たすけて」

S
伝わらない モールスの伝言
右手で示すSOSは震えに変わる
どうか気づいて 僕を見透かしてよ
君の髪に触れる ただそれだけのサイン

A
打てば響くような返事は汚くて
気づけば頭が嘘を探してしまう
臆病な僕が 身につけた鎧は
身を守るごとに 君を傷つけていった

B
本音で生きれたら素晴らしいけれども
一世一代な 渾身の愛を
愛想笑いで受け流されることが
ただ 怖くて

S
伝わらない モールスの伝言
愛はどうして 傷つかずして 手に入らない?
震えている 君の瞳(め)に涙が
僕の嘘を否定する勇気をなくして

S
送られてた モールスの伝言
君の流したSOSに今更気づく
弱い僕ら ならば僕が行くよ
毒の嘘を浄化して 愛を伝えたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

モールス信号と毒の嘘

結局人はみんな弱いんだから、
それに気づいた弱い人が相手のための行動を起こせばいいんだよ。

歌詞募集(http://piapro.jp/t/e4H9)に応募させていただいた歌詞です。元は応募用ですが、よろしければお使いください。
前バージョンにひらがなの歌詞を置いています。

嘘をつくことでしか自分を守れない少年と、彼の嘘に怯える少女。

閲覧数:329

投稿日:2014/04/09 18:51:30

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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