春は桜だと 人は言うけど
桜といえども とりどりに
ソメイヨシノしか 知らぬのならば
人生半分 損してる

花染井、鬱金、枝垂桜、ムラサキザクラ
競い咲くからこそ美しい あぁ、千紫万紅に

人知れず ふくらむ蕾
春の陽に 育まれて
霞む夜 一盛、花開くは
八百万 共演のサクラ

花びら浮かべて 交わす盃
溢れる雫と 微笑んで
月さえ私の色に染めましょう
狂艶桜に 酔いしれる

七重八重と 幾重にも 重ねた花弁(コロモ)
風に散り乱れて 解けゆく あぁ、千姿万態に

流れ髪 ひとひら留まり
紅を指す キミの頬に
そよ風に 任せて散るも雅
舞い踊る 趣笑のサクラ

宵闇に 混じり融けあい
一段と 馨る桜
つがれてく 果てない春の宴
たまゆらの 運命(キセツ)でも

降り注ぐ 薄紅色の
花吹雪 瞳を奪われ
春うらら 澄み渡る青空に
咲き誇る 響宴のサクラ

☆*゜ ゜゜*☆
ひらがな
はるはさくらだと ひとはいうけど
さくらといえども とりどりに
そめいよしのしか しらぬのならば
じんせいはんぶん そんしてる

はなそめい、うこん、しだれざくら、むらさきざくら
きそいさくからこそうつしい あぁ、せんしばんこうに

ひとしれず ふくらむつぼみ
はるのひに はぐまれて
かすむよる いっせい、はなひらくは
やおよろず きょうえんのさくら

はなびらうかべて かわすさかずき
こぼれるしずくと ほほえんで
つきさえわたしのいろにそめましょう
きょうえんざくらに よいしれる

ななえやえと いくえにも かさねたころも
かぜにちりみだれて ほどけゆく あぁ、せんしばんたいに

ながれがみ ひとひらとまり
あかをさす きみのほおに
そよかぜに まかせてちるもみやび
まいおどる きょうえんのさくら

よいやみに まじりとけあい
いちだんと かおるさくら
つがれてく はてないはるのうたげ
たまゆらの きせつでも

ふりそそぐ うすべにいろの
はなふぶき めをうばわれ
はるうらら すみわたるあおぞらに
さきほこる きょうえんのさくら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

【応募用】桜花❀饗宴

けんぴさんの曲(http://piapro.jp/t/ku64)にあてて。
フルで書き直しました。

桜の種類って結構たくさんあって。
たくさんの桜がいっぺん咲くから美しいんだろうなと思って書いてみました。

文字数、言い回しの変更等、気になる点があったら気軽にお申し付けください。
動画イメージは前のバージョンを参考にしてくださいませ。


※修正※
暫く動画作成依頼をSTOPさせていただいております。

閲覧数:658

投稿日:2015/06/14 09:07:29

文字数:869文字

カテゴリ:歌詞

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