―少女が初めて口を開く――
貴方に会えたら
哀しみ涙が
「さよなら」僕らに
太陽手を振り
涙は乾けど
アナタニサヨナラ
ボクニハオエナイ
花咲く小道で
瞼を閉じたら
止んでく夕立
雷鳴消えたら
笑って「さよなら」
モイチドサヨナラ
ボクラハキエナイ
誰かが笑った
いつかの歌声
吸い殻踏みつけ
綺麗に笑った
「 !」
あなたにあえたら
かなしみなみだが
さよならぼくらに
たいようてをふり
なみだはかわけど
あなたにさよなら
僕には追えない
はなさくこみちで
まぶたをとじたら
やんでくゆうだち
らいめいきえたら
わらってさよなら
もいちどさよなら
僕らは消えない
だれかがわらった
いつかのうたごえ
すいがらふみつけ
きれいにわらった
「また遊ぼうね!」
彼女に手を振った少年の笑顔は、今でも彼女の記憶に鮮明に刻まれている。
いつからなのかは分からないが、彼女のその思いはもう少女の甘い"想い"ではなくなっていた。
少女はそっと微笑み、口を開く
「 !」
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