1
拙い 言葉じゃ伝わらないって 知ってるけどね
「つらい こと ばかりじゃないよ」って言っても
空《むな》しいだけだって

溜め息 重ね生き て見る夕暮れ は
くすみ汚れ　黒 混じる赤《レッド》
いつも後悔《リグレット》 ばっかで
希望は行方 知れず
貴方に声 が　届かず消えてく

2
沈む陽《ひ》　「また昇るよ」って言ってもね
それが何なの？　照らす のは 僕らじゃない 誰かでさ
暗いままだって

叫んでも カーテン 落ちて夕暮れ で
光薄れ　景色 夜へと 変わり始め
僕ら見つめ ていた 太陽
街の外れ に 沈んでいった　ゆっくり――

3
沈む日も　（独りでいい……）　ずっと
君と手繋ぐよ　（あっち行ってよ……）　いつでも
傍にいて、　（もうやめて……）
ただ 傍にいる "だけだから /（ダメだけど……）"
ねえ、い いかなあ？　（・・・でも、一 緒でも）
お願い――　 /（いいかな？）

溜め息 重ね生き て見る夕暮れ は
くすみ汚れ　黒 混じる赤《レッド》
いつも後悔《リグレット》 ばっかで
希望は行方 知れず
貴方に声 が　届かず消えてく

でも、隣に、ずっと――


【ひらがな.ver】
※[]で囲った箇所は1音に2文字超。
1
つたない　ことばじゃ　つたわらないて　しいてるけどね
つらい　こと ば かりじゃないよ　ていても
むな[し(い)]　だけだて

ためいき　かさねいき　てみる[ゆ(う)]ぐれ　わ
くすみよごれ　くろ　まじるれど
いつもりぐ[れっと]　ばかで
き[ぼ(お)]わゆくえ　しれず
あなたにこえ　が　とどかず　きえてく
2
しずむひ　また　のぼるよて　いてもね
それがなんなの　てらす　のわ　ぼくらじゃない　だれかでさ
くらい　ままだて

さけんでも　かてん　おちて[ゆ(う)]ぐれ　で
ひかりうすれ　けしき　よるえと
かわりはじめ　ぼくらみつめ　ていた　たい[よ(お)]
まちのはずれ　に　しずんでた　ゆくり
3
しずむひも　（ひとりで[いい]）　ずと
きみとてつなぐよ　（あちいてよ）　いつでも
そばにいて　（もうやめて）
ただ　そばにいる　"だけだから /（だめだけど）"
ねえい　（でもい）　いかな　（しょでも）
"おねがい /（いいかな）"

ためいき　かさねいき　てみる[ゆ(う)]ぐれ　わ
くすみよごれ　くろ　まじるれど
いつもりぐ[れっと]　ばかで
き[ぼ(お)]わゆくえ　しれず
あなたにこえ　が　とどかず　きえてく

でも　となりに　ずと