研ぎ澄まされた 刃のような
冷たい風が私の 眠りを覚まして
涙をそっと 指でぬぐっても
心に残る痛みは 消えることなく
貴方がいなくても 世界は廻ってく
私のこの両手が 届かないのなら
せめて私の想いを 乗せて舞え
高く 篝火
「辛い」「悲しい」 負の感情は
壊れた日々の中では 押し潰されても
夜闇を照らす 赤い炎は
私の本当の心 映し出すようで
私のこの両手が 届かないのは
夜空に遠く瞬く 星を望むから
泣いてばかりいないで 生きていくんだと
わかっているから今だけ 貴方感じていたい
私のこの姿が 遥か彼方の
星になった貴方に 届くように
灯せ 篝火
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