あの子が言っていることはさ　作り話
その子が楽し気にしているのも　作り笑い

嘘でできた仮面を付ける　みんな同じ
おかげでこの教室はいつも　平和なんだ

左耳から　さ　右耳へ次々と　流れていく
簡単に友にまみれる　どれも嘘だ

みせかけだけの青春を　また取り繕う
誰の為にしてるの？　ほらチャイムが鳴る

偽物の友情に　みんな溺れている
本物がわからないから　また傷が増えていく　だけさ

チクタク　チチクタク　時は平等に進む
しくじる　暇なんて　どこにもないんだよ

チクタク　チチクタク　気が付けば上級生
しくしく　泣いている　無駄になった日々が

後ろ側から　さ　前側へ次々と　倒れていく
簡単な夢にまみれる　どれも嘘だ

またいたずらに嘘つきを　演じようとする
誰かの為ではなく　ほら自分の為

この先の将来を　みんな夢と呼んだ
わかるはずない事なのに　何をして生きてくか　なんて

嘘の塊　そんなもの　ただの空っぽ
鏡を見ても　わからない　そこにいるのは誰？
どうすればいい？　空に手を伸ばしてみるけど
救われる日なんて本当にやってくるのかな？

みせかけだけの青春を　また取り繕う
誰の為にしてるの？　ほらチャイムが鳴る

「あなたのことが好きです　嘘だっていいです
あなたが伸ばした手を引く　ずっとそばで見てます」

またいたずらに嘘つきを　演じようとする
誰かの為ではなく　ほら自分の為
もうそんなお遊びは　やめにしようなんて
それもまた嘘なのかもね　青春は嘘つきアラモード