「誘い怨み唄」
知らずとはいえ
食したは黄泉の恐怖
あの頃の美しき体はもうない
食わずいること
叶わず 見るも無残
でも心だけは変わらずいたのに
突き刺すその視線
恐怖の色以外はなく
嗚呼
心 歪む
誓おう
あなたがわたしを忘れないように
毎日 千(せん)こちらへ
引き込み続けてやろう
様(ざま)を見ろ――
知らぬとはいえ
見られた黄泉の恐怖
悔しさと憎しみに揮(ふる)う雷神(いかづち)
愛したことさえも忘れて
黒い渦が巻く
嗚呼
歪む 視界
永久(とこしえ) あなたが
わたしと一対(いっつい)であるよう
毎日 千 こちらへ
引きずり込んでやろう
様を見ろ――
愛しいあなたさま
誘う 怨みの塊
嗚呼
唄に 込めて
誓おう
あなたがわたしを忘れないように
毎日 千 こちらへ
引き込み続けてやろう
永久 あなたが
わたしと一対であるよう
毎日 千 こちらへ
引きずり込んでやろう
様を見ろ――
【曲募集】「誘い怨み唄」
元々は歌詞募集応募用に作詞
「日本神話の伊邪那美命が、伊邪那岐命に対して怨み唄を歌っているイメージです。古事記を参考に、私が勝手に解釈した伊邪那美命のイメージですので、若干古事記解釈が他の方と違うかもしれません。」
ボカロの指定はありませんが、伊邪那美命っぽい声質希望です。
大人っぽい女性・・・?
創作活動などにお役立てくださればと思います。
作曲練習などに使っていただいてもかまいません。
その他歌詞の一部使用やイラストイメージなどご自由に!
曲付けの際、文章の変更や文節・段落の順番入れ替えなど、相談いただければだいたいのことはOKです。
連絡いただければ飛び跳ねて作品を見にお伺いさせていただきます。
また、まるまる曲付けしてくださる方が決まった場合は、募集を止めさせていただきます。
※一部の使用、イラストイメージの場合はそのままにする可能性が高いです。
募集期間などは設けていません。
よろしくお願いします。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
隣にいる人の 心の内(なか)なんて
見えるわけないでしょ?
そう思っているのも 気付けないのね
言葉に出来ない想い
誰にも言えず消えてく
慰めの言葉なんて
借りて来た物だからたかが知れてる
「もうずっといる事なんて当たり前なんだ」
そう思って過ごしてきたんだ
もう終わりにしよう...心景
Messenger-メッセンジャー-
九十九の電燈と青く心象描く照明に縋る
終生僕の最後の綴る殉情宿る風景の如く
九十九の電燈と青く心象描く照明に縋る
終生これが最後の綴る殉情宿る風景を。。
叫喚と血漿の拍子 透明な心臓の砕ける
量子(クアンタム)が氷層に散って閑静を内包し
狂い咲く精神現象、疾患は退廃と幻想に囚われた
脳髄、心象の情詩...歌詞 - 現象学(bpm113)
shima
気高く強く、と
咲き誇るように
しなやかの先に
孤高の花を
雪より白く
雪より清く
伏した瞳に影射す時さえ
可憐な香りを放つよう
Die Ros Rose 凛として
世界の隅へ 枝葉を伸ばす...【♪】Die Rose
真麻
自堕落で時間をくいつぶして
酔っ払って噛みつきたくもなる
ひまを持て余して今日も僕らは
死が近づいているのを感じて
刻一刻と夜が更けてくのを
ただ黙ってながめている苦しみの中
夢や希望などといったものが
思い出しづらくなっていった
ぼーっとしていたら
なに事もなく瞬間(とき)が過ぎて...タイムイーター歌詞
みやけ
別れの涙が
雪と混ざり
降り積もってく
ただ眺めている
一人きりで
君と重ねた
左の手を
色褪せては消えてくよ
触れては溶ける白い記憶
手を繋いで...サヨナラ冬の日
三蒼
あなたは、彦星と織姫のお話を知っていますか?
神様に嫌われてしまった二人は、天の川を挟んで一人と一人。
二人は一年に一度、七夕の夜にだけ会うことを許されたのでした。
しかし、それも晴れた時だけ。
神様はやはり二人を嫌っているようで、七夕の夜に必ず雨を降らせます。
まだ梅雨空が続くその日は、滅多に晴れ...星のとなりの空け者【自己解釈】
ゆるりー
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想