第二宇宙速度(0ff vocal)

第二宇宙速度　歌詞

人ごみが嫌いでいつも疲れた顔で
今日も君の言葉を適当に聞き流す
一人きりになっても平気だと思ってた
テレビをつけたままで寝ることが増えていた

重力のない星へ行く為の速度
夢の中でなら実現できた
全て捨てて誰にも邪魔されない場所へ
加速してゆくあの蒼の先へ

音の速さよりも速く君を追い抜いて
澄んだ青い星の光輝やく
さよなら争いに満ちた僕らの世界よ
一人きりでただよう夢の幽玄界（ゆうげんかい）

真夜中に目が覚めてそれから寝付けなくて
昔の失敗とか出来事を悔やんでる
暗闇に目が慣れて月明かりが綺麗で
今夜も無重力のあの星まで行こうか

夢や希望に振り回される日々は
魅力的だけどとても残酷で
すべて失って気付く頃には
君も笑顔はなくて何も言わずに消えた

君が見上げた夜の星で僕は歌ってる
夜も朝もない孤独な異世界
浮かぶ光の輝きが照らすこの場所で
青く光る星に手を振るよサヨナラ

逃げるための速度計算じゃ出せない
何にもなれなくてただ彷徨い続けて

音の速さよりも速く君を追い抜いて
澄んだ青い星の光輝やく
さよなら争いに満ちた僕らの世界よ
一人きりの夜にいつの日か慣れるのかな