ひたすら積み上げた階段の上
あてもなく登り続けている塔
ただ積んでいくばかりの本へ
挟んだ栞 いつかへの憧憬

Dont‘t Look Back in Anger
有線で繋がる過去の日々へ
ひとりよがりのまま救われたくて
フィクションを重ねて嘘を吐く

胸を打つ鼓動 ノックして 扉を開けば神話へ
四畳半にも満たない景色
でも 美しいなんて形容じゃ足りなくて
呪いなんて言葉 口篭らずに云い合って
それを理解してくれた貴方に
宛てたかった物語があったんだろう

ただ眠れなくて 錠剤を呑んで 悪夢を平らげていた
布団は例えば棺 朝起きたらミイラみたいに朽ち果てた気分
繰り返すだけのループ&ループ 塔を登るみたいに
でも この戦場を選んだのは私なんでしょう

君に宛てたい 屋上まで見晴らせなかったとしても
思い出して 何度も何度も踏み外してきた事
思い出して それはずっと 昔々の話で始めて鉛筆を握った日
今もまだ 変わらないままの握り方で背中を丸くする

胸を打つ鼓動 ノックして 扉を開けば神話へ
四畳半にも満たない景色
でも 美しいなんて形容じゃ足りなくて
呪いなんて言葉 口篭らずに云い合って
それを受容してくれた世界に
宛てたい手紙をしたため続けるんだろう

塔を登って行こう どんな景色があるかな
泣き腫らした眼も大好きな歌も抱き締めて描こう
私にいつか 誰でもない神様がいた事を
精一杯、忘れない様に 忘れないでいたいのです

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ドルアーガ

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投稿日:2024/04/17 12:40:58

文字数:620文字

カテゴリ:歌詞

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