サヨナラ、サヨナラと繰り返し響く シャットダウン 交通規制よ
見えない 君は一方通行に気付かない 自己満足だわ
すました顔しても ぶらさげたコード 絡まり合う意図に捕らわれて
ハサミで切るよ もう君との関係(いと)はいらないから 君もそうでしょう?
止まれの標識 ほら進入禁止が光る
吐きだす嘘 全部抱きしめてるのに
アクセルフル 入り組んだ迷路の中突き進んでくる どうして?
Un-Go 行き止まりよ どこを向いても
暗号 赤・青・黄色で ボクの心を描いた
Un-Go 途切れた愛 息しつづける
行き先 見つからないまま
警告発令よ これ以上はダメ ――封鎖します―― ガードレール立て[盾]
流れた涙 道の端に溜まる 排水溝 感情(ごみ)で詰まってる
この先通行止め ボクには辿り着けない
仕方ないよ 追われたら逃げたいから
やまない音 警戒サイレン響く お願いだからさ、やめてよ
Undo? 戻れないよ あの日のボクら
Answer ホントは知ってる ただわかりたくないだけ
Undo? 引き返せず 立ち止まってる
そこにもボクはいないのに
Un-Go 行き止まりさ Uターンして
Undo? そこに帰り道 残されてるはずがない
暗号 ボクへの愛 遺棄しつづけて
Answer もうわかったでしょ
Un-Go どこにもいけない
ひらがなver.
さよなら さよならと くりかえしひびく しゃっとだうん こうつうきせいよ
みえない きみは いっぽうつうこうに きづかない じこまんぞくだわ
すました かおしても ぶらさげたこーど からまりあう いとにとらわれて
はさみで きるよ もうきみとのいとは いらないから きみもそうでしょう
とまれの ひょうしき ほら しんにゅうきんしがひかる
はきだす うそ ぜんぶだきしめてるのに
あくせる ふる いりくんだめいろのなか つきすすんでくる どうして
あんごー ゆきどまりよ どこをむいても
あんごう あかあおきいろで ぼくのこころをえがいた
あんごー とぎれたあい いきしつづける
ゆきさき みつからないまま
けいこく はつれいよ これいじょうはだめ ふうさします がーどれーるたて
ながれた なみだ みちのはしにたまる はいすいこう ごみでつまってる
このさき つうこう どめ ぼくにはたどりつけない
しかたな いよ おわれたらにげたいから
やまない おと けいかいさいれんひびく おねがいだからさ やめてよ
あんどぅ もどれないよ あのひのぼくら
あんさー ほんとはしってる ただわかりたくないだけ
あんどぅ ひきかえせず たちどまってる
そこにも ぼくはいないのに
あんごー ゆきどまりさ ゆーたーんして
あんどぅ そこにかえりみち のこされてるはずがない
あんごう ぼくへのあい いきしつづけて
あんさー もうわかったでしょ
あんごー どこにもいけない
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蛇足ですが。
歌詞の設定と補足をば。長くなってしまいました、すみません。
読むのは必要だと思う部分だけでよろしいかと思います。
作曲者様の仮タイトルは「Go Ahead」ということで「進め」などのポジティブなイメージでしたが、モチーフのイラストに使用されている標識が禁止を示すものであったこととイラストのミクたちの視線がバラバラであることからマイナスな歌詞のイメージを考えていきました。
本当はまだ好きなのにどうしようもない理由があって別れを告げた相手がまだ自分のことを好きでいるのがわかって、嬉しいけれど相手から逃げようとしているイメージですね。ストーカーではない、と思いたいです…。
明確な描写はしていませんが相手を車に例えています。ミクは道であり、そのどこかにいて相手が探している、といった感じです。
#A1.2メロ
繰り返し響いている「サヨナラ」はミクのもので、相手に警告しています。しかし、相手はそんなことはおかまいなしに探し続けます。それがミクの気遣いを知らないうちに無視している片思いと気付かずに。
絡まり合う意図[糸]の部分は相手の思惑やミクの思考と人間関係の糸(例えば運命の赤い糸のような)をかけているつもりです。「君もそうでしょう?」の部分はミクは相手が自分を探している(再交際を求めている)のは嬉しいけれど突き放すことしかできないのでこう言っています。
#Bメロ
「吐き出す嘘」というのはもう相手の事が好きではない、といった態度のことで、「全部抱きしめてるのに」は本当の気持ちがバレないようにしている状態を表したつもりです。
#サビ
仮タイトルにもしていて、この歌詞のキーワードにもなっている【Un-Go】ですがこのような単語は存在せず、英語的には用法も間違っていると思われます。【un】は形容詞や副詞、名詞につけて否定の意味を表すもので、【go】は動詞なのでやはり間違っているんでしょうね。ですがその辺は目をそむけて、行くことができない、つまり、行き止まり、というような意味でつけさせていただきました。
(行き止まりの正式な表現は【Dead end】のようです)
「赤・青・黄色」というのは信号のことで、ミクの道ですから当然ミクがいろいろと変えていくことができます。自分のところへ来ないでほしい、という思いがあるので信号を使って来られないようにしていることを2行目で示し、その行為がまるで「暗号」のようであり、さらに「Un-Go」と韻を踏んでいるので取り入れてみました。
「途切れた愛」は相手の想いのことで、「息しつづける」はそれでも相手はまだミクのことをあきらめていないことをさしますが、その想いはミクには届かないことから途切れたと表現しています。行き先=ミクで、相手はまだミクを見つけられていないということです。
#2A
どうにかしてミクに近づいていく相手にミクも次々とガードレールを立てたりして道を塞いでいきます。「立てる」と「盾」をかけています。
「流れた涙」はどちらのでもいいと思っています。排水溝に詰まっている醜い「感情」。それはミク自身が抑えている感情であったり、ひたむきに自分を想っている相手の感情のどちらでもいいと思うからです。もしかしたら両方なのかもしれないですね。
#2B
後々関わってくるのですが、「追われたら逃げたいから」という部分は嘘です。
#2サビ
【Un-Go】とは違って【Undo】は存在する単語です。「元に戻す」という意味が主です。ハテナマークをつけることで、「元に戻りたいの?」「帰りたいの?」と聞いている雰囲気を出したつもりです。
1,2行目は付き合っていたころには戻れないことを本当はわかっているけれど、わかりたくないんでしょ?ということです。
見つけられるのは困るけれど、探されていないと嫌だ。というなんとも天邪鬼な雰囲気を出せていたらいいな、と思います。
#3サビ
3行目の「遺棄しつづけて」は1番の「息しつづける」と韻を踏んでいるような、いないような。遺棄する=溢れださせるという意味を持たせて、行き止まりでとうとう止まってしまった相手にそこでずっと自分への愛を伝えてほしい、というミクの思いです。
こんなに補足が必要な歌詞で正直良いのかわかりませんが…。
言い回しや単語等、何か気になることがございましたら遠慮なくお願いします。
すぐに改変させていただきます。
また、タイトルは仮です。
長々とすみませんでした。
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