リバーサイドステーション
A
出会いと別れ生む 人が混じるホーム
すれ違いは一瞬 まるでタイトロープ
ドアから流れ出た 波間から呼んでいる
そんな気がした…と視線をかわす
B
「それをなんと言うのですか」と 僕は問う
「一期一会です」と君は笑った
S
走り出す 2両編成は
こうやって 明日も迎えにいくのかな
いつまでも 向こうの世界へと
つながる鉄橋で 僕たちをのせていく
A
桜の咲く頃に 君を思い出すよ
夜空の満開の華の匂いも
色褪せる葉の色 それも淋しくなって
いつかは全部白で埋まる
B
うるさく耳元で 鳴り響くは笛の音(ね)
どんな言葉もかき消されてしまうよ
S
走り出す 2両編成は
こうやって 昨日を送りにいくのかな
忘れない そう誓う日々を
思い出したらさ 君のもとへいこうか
C
ふと知りたくなったんだ
そこからの眺めはどうかななんて
S
走り出す 2両編成は
こうやって 今日も日々を運んでくよ
いつまでも 向こうの世界へと
つながる鉄橋で 君のもとへいけるよ
リバーサイドステーション
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