「現実で 人が死ぬ事を 歌にするのは嫌いだな
だって 当たり障りない綺麗事 のたまうだけだしさ」

「ああそう じゃああなたが 先に死んだら
馬鹿にする歌でも 贈るわ」

そう言われた気がするけど 実はあんまり覚えてないや
責められないよう作った 偽の記憶かもしれないな

「ねえ、どうだっけ 僕らそんな話をしたっけ」って
僕しか わからないのか
じゃあ きっと嘘だろうな

定刻 響いた 音割れの調べ
少年少女は 暮れを駆け出した
約束はないの?
いらないか
また明日も会えるだろうから

何回だって 何十回だって 歌うよ
僕の今までの想いを
…って まとまらないくせに
こんなはずじゃない 本当はもっと
伝えたい想いが 想いが
やり直すね
TAKE2
何回だって 凡才が紡ぐよ
当たり障りのない
…って 保身に走る前に
もっと 言うべき事があるだろう
贈る相手を ちゃんと見てやれよ


あの時 僕だけ怒られ続けたのも 忘れやがってさ
最初に 言い出した奴は 君じゃないか 理不尽だろうが
思い出す度 ムッとするよ 全くもう
どうせ嘘だろうけど
どうせ嘘だろうけど

ぼんやりと沈む 戻らない記憶
それでも言えるんだよ 楽しかったんだ
ため息をついて 前向いて
静かに 暮れを歩き出した


何回だって 何十回だって
何百回 何千回だって 歌うよ
僕の今までの想いを
…って また自分の話だ
最低だよな 悲しんだふりじゃん
いつになったって 弱くて…
そうじゃないだろ
TAKE わかんないくらい紡ぐ モノローグ
いつか あやふやになって 嘘にならないように
ずっと 胸に刺し続けるよ
君の事を 忘れたくないから
そんな僕を 語るだけの歌

何回だって 何十回だって歌うよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ボクガタリ

閲覧数:170

投稿日:2022/05/09 21:17:51

文字数:738文字

カテゴリ:歌詞

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