とんがった言葉など曖昧に泳がせて
やれ何だ問われても　するりとかわす

何度も間違った問題の回答は
かたよった解釈でまたひとつ消えてゆく

あぁ　廻り廻る世界の裏で隠されたものを見抜け

デタラメで塗り潰した
視界に映る社会は
形あるようでないフォルムで
固体さえも飲み込んでいく
乾ききったこの喉じゃ　
言葉さえ吐き出せないでしょう
手品の種は暴かれない
ゆえになりたってる世界


新聞もマスコミも味方のふりをして
最後の土壇場で裏切るのでしょう

信用というものは保障のないもので
結局　信じた側が泣きいる繰り返し

あぁ　惑い迷う駒のそのひとつになる前に

デタラメであふれてる
腐りきったこの社会を
渡るために備えたものは
自分を騙す術で
痛みさえも取り除く
麻酔でしびれた心じゃ
笑うことも叶わないでしょう
ゆえに水没した世界



さぁ　廻り廻る世界の裏で隠されたものを見抜け

デタラメで塗り潰した
視界に映る社会は
形あるようでないフォルムで
固体さえも飲み込んでいく
乾ききったこの喉じゃ　
言葉さえ吐き出せないでしょう
手品の種は暴かれない
ゆえになりたってる世界で

紙に書いたこの感情が
この細い電線を伝って
あふれかえるこの歌はほら
誰かのヘッドフォンを揺らす
書き殴ったこの感情が
デタラメと嗤われても
ここじゃ「お似合い」というものでしょう？
ゆえに張り合ってる世界