霞む街 閉ざした 冷たい窓
逃げられやしない もう決して二度と
薄い壁 晒した 狭い世界
居心地の良さに いつから浸って
遠い昔を 「思い出」の名で呼ぶのなら
綺麗すぎてあたしは着こなせない
刹那的と 思うならそれでもいいわ
引きずり落とすから
熟れ過ぎた果実のような甘い秘密だけを
絡めとり飲み干してよ
このままじゃ何も知らないままに全て崩れて
眠れなくなる日が来る
陰る月 溶かした 熱い吐息
癖になるような リズム刻み込む
ビロードを 引き裂く 古い秒針
狂い出す日々を もうずっと願って
矛盾だらけ 偽り飾る関係じゃ
アイシテルの言葉は届かないの
今更だと 背くならいっそこのまま
憎しみの眼差しを
青白い肌に浮かぶ深い傷跡まで
躊躇わず貫いてよ
これ以上どうやってあなたと繋がればいいの?
戻し方さえわからない
「逝かせて」声にならない叫び弄ぶ
あなたに潜む劣情
それをただ悦んでいるあたしを蔑んでは
慈しむようなキスをして
熟れ過ぎた果実のような甘い秘密だけを
絡めとり飲み干してよ
このままじゃ一人の夜に耐えきれなくなるから
優しい歌を聴かせて
+ + + + + + +
かすむまち・とざした・つめたいまど
にげられや・しない・もうけ・してにどと
うすいかべ・さらした・せまいせかい
いごこちの・よさに・いつから・ひたって
と(お)いむかしを・「おもいで」のなでよ・ぶのなら
きれい・すぎて・あたしは・きこなせない
せつなてきと・おもうならそれで・もいいわ
ひきず・りおとす・から
うれすぎた・かじつのよ(う)な・あまいひみ・つだけを
からめ・とりのみ・ほしてよ
このままじゃ・なにもしらない・ままにすべ・てくずれて
ねむれ・なくな・るひがくる
かげるつき・とかした・あついといき
くせになる・ような・リズム・きざみこむ
ビロードを・ひきさく・ふるいびょう[しん]
くるいだす・ひびを・[もう]ずっと・ねがって
むじゅんだらけ・いつわりかざるか・んけいじゃ
アイシ・テルの・ことばは・とどかないの
いまさらだと・そむくならいっそ・このまま
にくし・みのまな・ざしを(字余り)
あおじろい・はだにうかぶ・ふかいきず・あとまで
ためら・わずつら・ぬいてよ
これいじょう・どうやってあな・たとつなが・ればいいの?
もどし・かたさ・えわからない
「いかせて」・こえにならな・いさけびも・てあそぶ
あなた・にひそむ・れつじょう
それをただ・よろこんでいる・あたしをさ・げすんでは
いつく・しむよ(う)・なキスをして
うれすぎた・かじつのよ(う)な・あまいひみ・つだけを
からめ・とりのみ・ほしてよ
このままじゃ・ひとりのよるに・たえきれな・くなるから
やさし・いうた・をきかせて
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