ジャケット

晒した肩に容赦なく 刺さる熱視線
耳を伝い 甘く響くリフレイン
夏色の空 手を伸ばし媚びる百日紅
広い背中 私はまだ戸惑う

歌いかけのラプソディ 蝉の脱け殻ほら避けて
風に押され二人 自転車とばす

君と私の境目なんて分からないままで
高鳴る胸の音だけ 今は聞かせて
通りすがりに笑う声も過ぎ去って行くの
今だけ 腕が痺れるくらい 君に掴まって


夕立の後 橙に透ける朧雲
髪に粘る夏の匂い 切なく

日に焼けたせいにして 紅く染まる肌焦らせば
もっと君の傍に居れるでしょうか
 
明るい夜に 今年最初の花火が弾けた
聞こえない振りなどできず 顔を上げた
いつもと違う君の眼には 鮮やかな光 映した
息ができないくらい口付けていて

君と私の境目なんて分からないままで
高鳴る胸の音だけ 今は聞かせて
永遠なんてない 分かっているから
君の熱い手を 握った
このまま夏の恋が終わらないように





-----かなver.-----




さらしたかたに ようしゃなく ささる ねっしせん
みみをつたい あまくひびく リフレイン
なついろのそら てをのばし こびる さるすべり
ひろいせなか わたしは まだ とまどう

うたいかけのラプソディ せみのぬけがら ほら よけて
かぜにおされ ふたり じてんしゃとばす

きみとわたしの さかいめなんて わからないままで
たかなる むねのおとだけ いまはきかせて
とおりすがりに わらうこえも すぎさってゆくの
まわした うでがしびれるくらい きみにつかまって


ゆうだちのあと だいだいに すける おぼろぐも
かみにねばる なつのにおい せつなく

ひにやけたせいにして あかくそまるはだじらせば
もっときみのそばに いれるでしょうか
 
あかるいよるに ことしさいしょの はなびがはじけた
きこえない ふりなどできず かおをあげた
いつもとちがう きみのめには あざやかなひかり
うつした いきができないくらい くちづけていて

きみとわたしの さかいめなんて わからないままで
たかなる むねのおとだけ いまはきかせて
えいえんなんてない わかってるから きみのあついてを
にぎった このままなつのこいが おわらないように

00:00 / 03:32

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏花

あまつひつきさんの歌詞をお借りしまして作成させて頂きました楽曲です。

閲覧数:305

投稿日:2015/04/22 16:10:09

長さ:03:32

ファイルサイズ:3.2MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました