A
とある日の晴れた平日
急になる呼鈴が僕を焦らせる
玄関をあけそこに立つ兵士

鮮血で染まったその紙を握り
僕はあなたの前で覚悟を伝える
そっと抱きしめたあなたは
誰よりも震えていた

B
日が昇り僕は振り返る
最期の挨拶になるこの時が
あなたは勇敢な背中を見ていた

あの涙さえも近くで救えない
こんな悔しい状況に
対抗するなら非国民と
罵るんだこの僕を。。

サビ
こんな綺麗な青空に
少年達が飛び交っていく
命を知らない子供
僕だって決めたんだ

黒いカラスの軍隊に
忠誠を近い乗り込んでいく
未来を託された子供
この手で掴む栄光を


A
とある雨の日の祝日
早朝に鳴る招集の笛が急かす
教官の前に並ぶ兵士

泥まみれの中握る銃には
あなたを守ると決めた決意
緩れる僕の心情には
誰も気付きはしない

B
日が沈み僕は前を見る
最初の騎乗になる時だ
みんなが怯えた背中を見ていた

これで僕は英雄なのか
そんな迷いがいつもあるんだ
意気地無しと罰せられながら

サビ
こんな綺麗な夜空に
仲間達が飛び交っていく
英雄と言われて行く
力が入らない僕

暗黒に向かうカラスの軍団
反感を胸に当たってく
何も出来ない一瞬が
僕の覚悟を変えていく


C
将校の前に立ちすくむ僕は
震える手を握り
すくんで足が動かない
僕は顔見ながら願い言う

「こんな所で死にたくない」
涙を見せたわがまま
人生最後のわがままを。。

優しい笑顔であなたは言った
「この場だけ見逃してやる」
そう言いあなたは機体向かった


大サビ
天皇(鶴)の声で飛んでいく空に
膝から落ちた僕は言った
涙を流して
「すみません」と

こんな綺麗な夜空に
一言誓った僕は
一生かけて守りぬく
その一言だけ

あんなに流した涙
あなたを守るため
あの家から出たのに
戻った僕は

こんな綺麗な青空に
僕は玄関を開ける
あなたはそこに立ち
おかえり と言った

涙を流した姿は
優しく微笑みかける
僕を待ってくれた
あなたが好きだと…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

とある一等兵のわがまま

作曲師募集です。
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閲覧数:132

投稿日:2017/02/09 10:34:43

文字数:852文字

カテゴリ:歌詞

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