二人の間に 涼風(すずかぜ)が吹きて
並ぶ傍(そば)の君 そのどこか憂(うれ)い顔

離れまいと握る 柔らかな手のひら
されど心寂しきままに 茜空の下で

紅葉(くれは) 紅葉 朱(あけ)に染まりし
頬(ほお)を君に寄せて
紅葉 紅葉 この秋空に
永遠(とわ)の夢を願う

紅葉 紅葉 移ろう季節
想いは変わらねど
紅葉 紅葉 秋が二人の
色すら染めにけり


衣替わるとき 心も替わるか
綺麗なその眼に 我の姿ぞ映る

共に過ごす日々に 秋が来たりければ
愛し君浮かぶ夜(よ)の月も 雲の陰に隠れ

紅葉 紅葉 君と見つめし
夢も色を変えて
紅葉 紅葉 かの葉の如く
枯れ落ちゆく運命(さだめ)

紅葉 紅葉 答え返らず
送りし言(こと)の葉の
紅葉 紅葉 この秋月夜(あきづきよ)
暗き先照らして


二人の間に 涼風が吹きて
並ぶ傍の君 そのどこか憂い顔

離れまいと握る 柔らかな手のひら
されど心寂しきままに 茜空の下で

紅葉 紅葉 朱に染まりし
頬を君に寄せて
紅葉 紅葉 この秋空に
永遠の夢を願う

紅葉 紅葉 移ろう季節
想いは変わらねど
紅葉 紅葉 秋が二人の
色すら染めにけり


(訳)
涼風
    秋に吹く、涼しい風
朱に染まりし
    赤く染まった
言の葉
    言葉
秋月夜
    月の出た秋の夜を意味する造語

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

KUREHA

オリジナル曲『KUREHA』の歌詞です。

※表現上の理由により、歌詞にあえて間違った古語表現が含まれます

閲覧数:189

投稿日:2017/09/18 19:30:29

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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