ドーン！ドガ！ビシ！ボゴ！
「リンちゃーん、、、やりすぎだよぅ、、、その人もうのびてるよ、、、」
ってかさっき爆発音みたいなの混じってなかった？
「おい！鏡音！」
なんか女の人の声が聞こえる。後ろを振り向くとそこには、、、
「え、、、、！あなたは、、、、」
「そう弱音ハクさ。」
あ、名前忘れてたんですけど、、、まあいいや。
「で、何の御用で？」
「あんた達を捕獲しにここまで来たのさ。」
「スキアリ！」
リンちゃんがハクに飛び蹴りを食らわせた。
「ぐふぅ。」
い、、、痛そう、、、
「っく、、、隙をつかれるとは、、、私もまだまだだな、、、」
だ、大丈夫ですかね？
「まあいいさ。私も本気でいくよ。抵抗されるくらいなら破壊しろとの事だ。」
「あわわわわわわ、、、、、」
もう僕帰っていいかな、、、
「上等！」
もうやだ、、、、
激しい肉弾戦が繰り広げられる。リンちゃんが蹴りを出せば蹴りで、拳を出せば拳で打ち消してくるハク。
「あう、、、、」
ただただ見守るだけの僕の情けないこと、、、
「へー。小さいのにやるじゃん。あんた。」
「伊達に戦闘力は高くないわよ。」
ドス！鈍い音が聞こえた。
「でもやっぱり私のほうが上ね、、、」
「う、、、、」
「リンちゃん！」
苦しそうに呻くが立ち上がる。
「レ、、、ン、、、大丈夫だか、、、ら、、、」
「大丈夫なんかじゃないじゃん。」
「へへ、、、、今ね、、、いい事思いついた。」
不敵な笑みを浮かべるリンちゃん。不気味だ。
「じゃあちょっと待っててね、、、」
そう言って走り去ってくリン。
「え！？ちょ、ちょっと！」
「あらら。逃げられちゃった。まあいいわ。あなただけでも捕まえるわ。」
「、、じゃない」
「は？何言ってるの？」
「逃げたんじゃない！リンちゃんは帰ってくる！」
「強がり言わないの。さあ私と一緒に行きましょう。あなたには手荒な真似したくないわ。」
「イヤだ！」
「ふう、、、困った子ね、、、おとなしくすればずっと私のそばに居させてあげるのに。」
ああ！リンちゃん！早く帰ってきて！
「ふふふ、、、ふふふふふ、、、、、」
なんかこの人怖いよ、、、、なんか泣きたくなってきた、、、
ゴゴゴゴゴゴゴゴ、、、
なんか地響きが聞こえる。な、なんだ！？
「レーーーーーーン！お待たせーーー！！」
「なっ！！！」
ロ、、ロードローラー、、、
「死ねえええええ！！！！」
いや、それで轢いたら大変なことになるって！ピク○ンみたいに言うなよ！
「うわぁぁぁぁ！！！！！！！！いやぁああああああ！！！」
「オラオラオラオラオラァ！！！！！」
も、もう僕やだ、、、、
「フハハハハハハハ！」




「レムミッケナノー。」
「ありゃりゃ。」
「ツギハフクガカクレルノー。」
「わかったよー。いーち、にーい、さーん、、、」



ゴゴゴゴゴゴゴ、、、、
なんか地響きがするのは気のせいじゃないよね？
「う～ん。迷ったわね。」
どうしよう、、、とりあえず全部の部屋を回ればいいよね。
とりあえず一番近い扉を開ける。
「この部屋には、、、いないわね。」
ここの部屋、、、画面だらけ、、、
「なんか不気味、、、」
「ソウネ、デモワタシワスキヨ、、、」
「誰？どこにいるの？」
「ワタシワココ、、、」
私の目の前にあった画面から人が出てくる。
「キ、、、キャーーーーーーーーーーーーーーーー！！」
こ、、、コワッ！
「フフフフフフ、、、シンニュウシャハツカマエロダッテサ、、、」
「え？敵？」
なんだ、お化けかと、、、って敵ってダメじゃん！
「ジコショウカイガオクレタハ、、、呪音キク、、、」
「そ、、、そう。見逃してくれない？」
「ダメ。ミノガシタラオキュウリョウがヘラサレチャウ、、、」
なんかリアルね、、、
「ダッテワタシヲヤトッテクレルヒト、スクナイカラ。」
あ、なんかわかる。
「フフフ、、、オシャベリハモウオワリヨ、、、」
「ゴメン。あたし、もう逃げるわ。」
「フフフフ、、、」
あれ、、、追ってこない、、？
まあいいわ、好都合だわ。
「フフフフフ、、、」
こ、、怖い、、、