青いクジラは そら嘘つきで
まっすぐいっては 星を食べる
青いわたしは そら泣きむしで
めいめいとしては 零している
ひぃふぅみぃの青白い呼吸が
まっさかさまに落ちこむわたしを
ぎぃぎぃふぅと青黒くわらってた
ちいさな箱のなかで育ちました
そうして、痛みも知らずに生きてきました
くるくるまわる星は 今 遥かに
わたしがいなくとも瞬いているのです
瞬いて いるのです(どうして)
*
《A》
あおいくじらわ そらうそつきで
まっすぐいってわ ほしをたべる
あおいわたしわ そらなきむしで
めいめいとしてわ こぼしている
《B》
ひいふうみいの あおじろいこきゅうが
まっさかさまに おちこむわたしを
ぎいぎいふうと あおぐろくわらあてた
《S》
ちいさなはこのなかでそだちました
そおしていたみもしらずにいきてきました
くるくるまわるほしわいまはるかに
わたしがいなくともまたたいているのです
またたいているのです(どおして)
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