『境界線』

（１Ａ）
太陽迎え　光が射す　キラキラキラと　輝いて
東の空を　赤く燃やしてる
宵闇迎え　帳（とばり）下ろす　ユラユラユラと　ざわめいて
西の山際（やまぎわ）　金色に染めてる

（１Ｂ）
朝日と夕日　刹那の時間
光と闇の　境目

（１Ｓ）
光る朝日が　夜明けを　連れて来る
また　夕日が今　闇を　呼んでいる
願ってみても　時間は　止まらない
日は　昇り沈み　終わる　事無く　巡る


（２Ａ）
昼の顔して　働いてる　ポーカーフェイス　貼り付けて
完璧主義に　飼いならされてく
夜中になって　嘘を洗う　流れる涙　止めないで
孤独主義では　無いのに独りきり

（２Ｂ）
本当（ホント）と嘘を　天秤（はかり）にかけて
真実選ぶ　限界

（２Ｓ）
演じていると　自分を　見失う
ほら　境界線　越える　その前に
素直な心　言葉よ　消えないで
ああ　声にならぬ　叫び　気付いて　欲しい

（３Ｓ）
どちらの時間　自分の　始まりか
もう　分からなくて　答え　探してる
乱れる鼓動　目を閉じ　数えても
ただ　進んでいる　刻（トキ）に　追いつけ　なくて