【エンド・オブ・ユートピア】

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曲を付けていただく際は、一番最後の「ひらがな歌詞」の改行で区切ってください。息を吸う・内容を区切る等の場所で改行しています。


《A》
咲き乱れた花が
あまりにも美しくて
この景色は
永遠に美しいままなのだと
楽園(ゆめ)の中に逃げた


《B》
誰もいないこの世界で
足元の花を踏み潰していたのは
誰か判ってるだろ？

《S》
美しさで満たされた
愛されなかった世界は
すでに壊れてたんだって
気付く人はこの世界にいないから
このまま朽ちるのを待っている


《A》
踏みにじられたのは
残酷なわけじゃなくて
ただ弱さをずっと認められない自分に
耐えられずに逃げた

《B》
夜が来ないこの世界で
咲いていた花は
いつになったら実り
種を落とすのでしょう

《S》
美しさで隠された
愛されなかった世界の
裏の小さな綻びに
気付く人はこの世界にいないから
このまま終わるのを望んでる

《C》
誰もいないこの世界が
隠していた涙
錆び付いた傷痕

夜になったら
月が心照らすのでしょう

《S》
気づいていた胸の奥
愛されたかった本当(ほんと)は
だけどお願い、知らないで
気づく人がこの世界にいたのなら
伸ばしたこの右手
引きあげて

《S》
美しさで隠された
愛されなかった世界の
僕が閉ざしたドアが開(あ)く
気付く人はこの世界に僕だけだ
消えてく美しいユートピア


【ひらがな歌詞↓】

改行場所＝メロディの区切り

《A》
さきみだれたはなが
あまりにも
うつくしくて
このけしきは
とわに
うつくしいままなのだと
ゆめのなかに
にげた

《B》
だれもいない
このせかいで
あしもとのはなを
ふみつぶしていたのは
だれか
わかってるだろ

《S》
うつくしさで
みたされた
あいされなかった
せかいは
すでに
こわれてたんだって
きづくひとは
このせかいに
いないから
このまま
くちるのをまっている

《A》
ふみにじられたのは
ざんこくな
わけじゃなくて
ただよわさを
ずっと
みとめられないじぶんに
たえられずに
にげた

《B》
よるがこない
このせかいで
さいていたはなは
いつになったらみのり
たねを
おとすのでしょう

《S》
うつくしさで
かくされた
あいされなかった
せかいの
うらの
ちいさなほころびに
きづくひとは
このせかいに
いないから
このまま
おわるのをのぞんでる

《C》
だれもいない
このせかいが
かくしていたなみだ
さびついたきずあと
よるになったら
つきが
こころ
てらすのでしょう

《S》
きづいていた
むねのおく
あいされたかった
ほんとは
だけど
おねがいしらないで
きづくひとが
このせかいに
いたのなら
のばした
このみぎてひきあげて

《S》
うつくしさで
かくされた
あいされなかった
せかいの
ぼくが
とざしたどあがあく
きづくひとは
このせかいに
ぼくだけだ
きえてく
うつくしいゆーとぴあ