ああ 暗い暗い自部屋の中で
切ない想いにこの身焦がす

ああ 僕が送る視線いつだって
画面に遮られ届かない

そう 次元を隔てたそのむこう
そこにいる僕の愛する人

立体の僕 平面の君 相容れない

打ち込んでく無機質な文字じゃ
僕の想い伝わらないから
突きつけられた困難(せんたくし)から
愛に通じるルート探すよ

つながること諦めた僕に
たった一人笑顔くれた君
儚き願いが届くのなら
君のもとへ ビヨンド ザ ディメンジョン


暗い暗い夜の蛾みたい
君の瞳 吸い寄せられてく

ああ 差し出した手が捉えるのは
画面の冷たさと固さだけ

そう 次元を隔てたそのむこう
そこにいる僕の愛する人

僕はリアル 君はバーチャル？ 交わらない

矢印状のカーソル越しじゃ
君の温度 伝わらないから
二人で笑顔を交わしあって
愛の証(フラグ)築き上げるのさ

他人(ひと)の心から逃げた僕に
偽りない「好き」をくれた君
叶わぬ願いは膨らんでく
君のもとへ ビヨンド ザ ディメンジョン


暗い暗い自部屋の中から
願うだけじゃ伝わらないなら
高い高い場所にかけあがり
星々へと夢を託すのさ

「恋」といういとおしい感情
教えてくれた君を想って
空へ向かい体投げ出すよ
君のもとへ ビヨンド ザ ディメンジョン