エバーロード

坂を登る二つの影は 交ざり離れ踊るように
見上げていた みんなの顔を 見下ろしてやろうって笑い合うんだ

果てがないように見える道も 疲れなんてどこ吹く風
君と二人 走れるだけで ただそれだけで良かったあの頃
平らな道はつまらないって そんなことは当たり前
「 夢はデカい方がいいのさ。」 手をとって笑いかけてくれた

いつの間にか 僕は一人で
吹いた 風が 夢をさらって遥か彼方

きっとあの日が戻ることはない
ずっと描いていた未来すら
今は 君の声僕の声 かわすことも無くて
くすんだ写真の中に 君を探す

側に誰もいなくたって 一人きりで歩けるし
昔のように見るものすべて 見上げることもないけど
気がついたら瞼が重くなって
空を仰いで 膝をついてしまう

ああ旅は道連れだなんて
ふっとそんな言葉を思い出す
あの時とおんなじ目線で
ずっと続く坂が目に映る

きっとあの日が戻ることはない
ずっと描いていた未来すら
今も 君の声僕の声 響き合う中で
霞む意識の奥に 君がいた

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※動画版より修正されてます