(0S)
Cry
冷え切った
一雫
頬を撫で
落ちてく
月の光が照らすのは
そこに刻みつけられた
跡だけ
悲しみの軌跡よ
(1A)
灯る蛍光
愛想ない温度
よぎる星光
瞬きと共に
揺らぐ平衡
寄る辺ない心
積もる星霜
寂しさと共に
(1B)
独りの意味を知った
あの日あの場所で
独りを嘆く刹那
月だけが見てた涙顔
(1S)
暗い
夜の色
眩しさは
何処かに隠され
震える声が木霊する
閉ざされた暗闇
Bright
ただ一つ
変わらずに
注ぎ続けてる
淡すぎる光の粒は
あの大きな月の
優しさ
縋るように見上げた
(2A)
欠けては満ちる
月輪の調べ
揺れては沈む
寂しさの深度
寄せては返す
白波の行方
魅せては消える
温もりの幻姿
(2B)
独りの時を唄う
メロディの余韻
独りと零しながら
月だけに見せた涙顔
(2S)
暗い
夜の町
喧騒は
何処かに隠され
静けさだけが包み込む
凍てついた暗闇
Bright
ただ一つ
変わらずに
照らし続けてる
暖かな光の粒は
あの大きな月の
優しさ
縋るように見上げた
(C)
遠く伸びてく
影を追いながら
踊る寂しさのワルツ
見せる相手も
今は居ないけど
月が見てればいい
(3S)
暗い
夜の音
激しさは
姿を隠して
夢の世界へ入れずに
立ち尽くした私
Bright
ただ一つ
変わらずに
注ぎ続けてる
柔らかな光の粒は
あの大きな月の
優しさ
救われた気がした
~かな詞~
(0S)
く(らい)
ひえきった
ひとしずく
ほほをなで
おちてく
つきのひかりがてらすのは
そこにきざみつけられた
あとだけ
かなしみのきせきよ
(1A)
ともるけいこう
あいそないおんど
よぎるせいこう
またたきとともに
ゆらぐへいこう
よるべないこころ
つもるせいそう
さびしさとともに
(1B)
ひとりのいみをしった
あのひあのばしょで
ひとりをなげくせつな
つきだけがみてたなみだがお
(1S)
く(らい)
よるのいろ
まぶしさは
どこかにかくされ
ふるえるこえがこだまする
とざされたくらやみ
ぶ(らい)
ただひとつ
かわらずに
そそぎつづけてる
あわすぎるひかりのつぶは
あのおおきなつきの
やさしさ
すがる(よう)にみあげた
(2A)
かけてはみちる
げつりんのしらべ
ゆれてはしずむ
さびしさのしんど
よせてはかえす
しらなみのゆくえ
みせてはきえる
ぬくもりのげんし
(2B)
ひとりのときをうたう
めろでぃのよいん
ひとりとこぼしながら
つきだけにみせたなみだがお
(2S)
くらい
よるのまち
けんそうは
どこかにかくされ
しずけさだけがつつみこむ
いてついたくらやみ
ぶ(らい)
ただひとつ
かわらずに
てらしつづけてる
あたたかなひかりのつぶは
あのおおきなつきの
やさしさ
すがる(よう)にみあげた
(C)
とおくのびてく
かげをおいながら
おどるさびしさのわるつ
みせるあいても
いまはいないけど
つきがみてればいい
(3S)
くらい
よるのおと
はげしさは
すがたをかくして
ゆめのせかいへはいれずに
たちつくしたわたし
ぶ(らい)
ただひとつ
かわらずに
そそぎつづけてる
やわらかなひかりのつぶは
あのおおきなつきの
やさしさ
すくわれたきがした
【Moon Light】〜落選作詞〜
伊藤由宇さんの歌詞募集に応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/XASb
リズミカルで切なげなメロディに惹かれて
寂しさと優しさをテーマに書き上げました。
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想