「カレイド・パレード」

わっと湧き立つ歓喜の街は
醒めないままの夢のようだ
ずっと手を振る小さな少年は
いつか大きくなる日を待った

そっと息をひそめたこんな小さな憧憬も
一歩踏み出し仰いだならきっともっと

どんな小さな罪も消えないように抱いた日は
そっと微笑み踊ろう紛らすように手を叩こう
ずっと泣いてた日々も無くしたわけじゃないけれど
ざっと踏み出し歩こうか
埃被った荷物を背負い込んで
さぁ別れを歌おう
いつかの景色に愛を歌おう

さっと静まる歓喜の街は
醒めない永久の夢に就いた
そっぽ向いてる大きな少年は
いつか無垢だった日を泣いた

そっと息を引き取ったあんな小さな憧憬も
一歩踏み出し賛美に消えていった
さぁ共に踊り明かそう！

ずっと待っていた憧憬も無くしたわけじゃないからさ
一歩踏み出し顔上げて
醒めない夢から目を覚まそう
どんな小さな罪も消えない痛みも抱いていこう
きっとそれらがまたいつか
かけがえのない今日を彩って
そして別れの歌が明日の笑顔を返すまで
「いつか」の世界に愛を歌おう！