朧な頭で 呼び出す音
真昼の星を目指して歩いた
言葉の奥を 覗こうとして
迷子になる いつもそう

これ以上失うものはないと思っていたけれど
何かがずっと 零れ続けている

涙の水晶で 遮られた先
新月の心だから 道は暗くて
落書きだらけの地図は 役に立たない
ここまで一人 どこまで一人?
思い入る僕は 生解を探す


薄弱な心臓で 刻む鼓動
夕空に引かれた飛行機雲が眩しい
同じだけ流れた時間
また がらくたを積み重ねた
天命を待つには 人事を尽くしきれていない
何もかもを 許して欲しくて

不甲斐ないまま 笑っても
埋まらないまま 朝は来る
自欺 内省 通り過ぎた不安さえ苦しい


それでも
「もしも」はいらないし
戻りたい過去もいらない
ただ 全て無意味なんてことはないと
信じて 生きる

涙の水晶が 砕けたなら
心の月も満ちて 道を照らす
地図がなくても 導かれるままに行こう
ここで一人 いつか、唯一の人に
限りある僕は 魂を燃やしている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Moon Heart Monologue

閲覧数:740

投稿日:2018/05/31 20:12:55

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

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