駅の前 時計の前 雪で見えない文字
冷たい スマホに 震えてる指先
繰り返し 開いても 動かない待ち受け
待ってる 私は 動けないだけ、だけなのに

白が 私の手のひらで消えていく
かじかんでいる指先 弱い赤
染めた爪の色が手の中に溶ける
画面を袖で包み 雪を見ている

目を閉じて 上を見て
今なら 時計盤が見える
まだ 時間は経ってない
手をのばす先には 君がいるね
目を開けて 上を見る
雲の色におおわれてる
ほら 君はまだいない
寒い日に君だけ 会えてなくて

店の中 時計の針 待ち合わせてる頃
テーブル 上には スマホとコップだけ
真っ黒な コートの 君といる待ち受け
ここでは 待ち続けてるのは 私だけなの

外は 冷たすぎる白に 消されてく
先に店に行くねと ふざけてみる 
通知に目を向けては ため息ついてる
既読のない文字を 雪が見てる

目を閉じて 手を置いて
今なら 外がよく見える
まだ 時間は経ってない
向かいの席には 君がいるよね
目を開けて 外を見る
開く扉と ベルの音
ほら 君はまだいない
寒い日に君だけに 会いたくて

ライセンス

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Cold Day, No Contact...

衝動的に書きました。感動と気持ちのそのままに

閲覧数:185

投稿日:2017/09/15 01:07:33

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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