「愛の夢」
夜・彩る欲情は歪んだ愛の夢
せめて、刹那の愛の中、微睡んで眠りたい。
朝を待たず、他人に戻る
吐き出して冷めた熱
去りゆく君・背中を眺め
無言のまま、見送る。
きっと貴方は戻らず
別の人とまた刹那に求め
楽しむのでしょう。
歪み増して刹那の愛
欲して歪んでもう見えない。
夜・揺蕩う色情と求めた愛の夢
せめて、刹那と知りつつ夢の中、溶けていたい。あぁ・・・
夜・彩る欲情に歪んだ愛の夢
せめて・微睡みの狭間で満たされたい。温もりを・・・あぁ・・・
夜明け・陽光は残酷にも、独りの私を照らした。
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