『カラ傘オバケ』(唐傘お化け)


(023~)
どろろ~
何処だ 見渡せば月が隠れた後
此処は天神の迷う辻さ

(034~)
こりゃどうしましょ
あの雲の隙間から
一反木綿が偵察巡回
自分を棚に上げ威張る

(052~)
急げよ 足が竦む暇ねぇぜ
百鬼(ひゃっき)の闇に紛れ此処からオサラバ
器用に進め 化けりゃ済む話
夜(よ)が明けるまで今はオレらのお通りだ


(119~)
どうだ 虚勢張り影は堂々として
だけど誰一人通らないさ

(130~)
あらしょうがない
この砂利道を抜けて
蛇骨婆(じゃこつばばぁ)が周回監察
嫌味を笠に着て僻(ひが)む

(147~)
一目散に逃げろ バレる前
夜行(やこう)の波に呑まれ密かにトンズラ
勇み足ならしてもいいけれど
捕まり笑われたら本末転倒だ


(243~)
いわば 大立ち回りの数え唄で
夜霧に響けば神隠しだ

(255~)
空が蠢(うごめ)く靄(もや)を支配して
手当たり次第何もかも呑み込んでく
シラ切るならば便乗しようか
逢魔(おうまが)が時(とき)が告げる巫戯(ふざ)けた噂

(317~)
突っ切れ 今日はお花見日和さ
恐れ戦(おのの)け 人を肴にしてドンチャン
白んでく地平 また次の日の夜まで
待ちきれないぜ 今は逃げろ潮時だ
急げよ 足が竦む暇ねぇぜ
百鬼の闇に紛れ俗世にオサラバ
器用に進め 化けりゃ済む話
夜が明けるまで此処はオレらのお通りさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

『カラ傘オバケ』

和風でね、真っ先に『お化け』って詞が出て来たの
この前に書いたのがちと怖い(くもないけど)感じで作ったモンで、これは曲も可愛い感じがしたから可愛くしようと思ったの
そしたらこんなんが出来た
某親父な目玉妖怪の生みの親の街にすんでて本当よかったっ
ちなみに中で使ってる妖怪は全部何かしら思い入れがあったりするやつら
蛇骨婆とか絶対誰も知らねぇだろうよ
うん、私もあの絵を見せてもらうまでは本気で「何コイツ」って思ったもん
これも書いててかなり楽しかった
焦げ茶に橙と、青白い夜に月、少し緑と赤もあっていいかもなぁ
まぁそんなイメージ


http://piapro.jp/t/Bi4V

初音ミク

投稿中

閲覧数:173

投稿日:2012/04/04 23:07:06

文字数:609文字

カテゴリ:歌詞

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