A1
眠る火薬庫　いつ発火するとも知れず　7　12
胸の奥に燻り続け　灰になる日を待つばかり　13　12
緋い狼　解き放たれる日を待って　7　12
静かに静かにひっそりと　心の底で火を放つ　13　12

B1
君の喉笛を　切り裂きたがる　我が狼　8　8　6

S1
業火を夢見る僕は　狼に捕らわれて　11　10
身動きが取れず　悲鳴を押し殺してる　8　11
泣き叫ぶ世界を見て　笑う僕が居たんだ　11　10
そんな光景は　願望でしかなかった　8　11

A2
怒りの焔　誰にも手がつけられない　7　12
狼が飢えた牙を剥く　心に宿りし衝動　13　12
手当たり次第　噛み付きたがる狼は　7　12
君たち全ての息の根を　止める為に唸っている　13　12

B2
君の歌声に　怒り猛狂う　我が狼　8　8　6

S2
自我を焼き切ろうとする　抑えきれぬ本能　11　10
僕は君にすら　この牙を向けるだろう　8　11
まるで狼の如く　そして烈火の如く　11　10
全てに怒り　全てを許せない心　8　11

C
憤怒の焔　さあ、焼き尽くせ　7　7


＜ひらがな＞

A1
ねむるかやくこ　いつはっかするともしれず
むねのおくにくすぶりつづけ　はいになるひをまつばかり
あかいおおかみ　ときはなたれるひをまって
しずかにしずかにひっそりと　こころのそこでひをはなつ

B1
きみののどぶえを　きりさきたがる　わがおおかみ

S1
ごうかをゆめみるぼくは　おおかみにとらわれて
みうごきがとれず　ひめいをおしころしてる
なきさけぶせかいをみて　わらうぼくがいたんだ
そんなこうけいは　がんぼうでしかなかった

A2
いかりのほのお　だれにもてがつけられない
おおかみがうえたきばをむく　こころにやどりししょうどう
てあたりしだい　かみつきたがるおおかみは
きみたちすべてのいきのねを　とめるためにうなっている

B2
きみのうたごえに　いかりたけくるう　わがおおかみ

S2
じがをやききろうとする　おさえきれぬほんのう
ぼくはきみにすら　このきばをむけるだろう
まるでおおかみのごとく　そしてれっかのごとく
すべてにいかり　すべてをゆるせないこころ

C
ふんぬのほのお　さあやきつくせ