たんたんたんたか 跳ねるステップで
たんたん クラップ 手を鳴らして
さぁ  心が尽きるまで

ぎこぎこと悲鳴を上げる 僕はロボット
ちょっと不格好な ゼンマイをキリキリと巻いて
優しさでくるまれていたはずなのに
ふと目が覚めたならば 鉄くずの丘でした

雨に打たれて 空が遠くなってく
もう一度だけ 君に会いたいな

大きくなるにつれて 目も合わせなくなってたね
仕方がない 頭ではわかってたけど わかりたくなんかない

涙が流れなくてよかったな 心まで錆びついちゃうから
ああ痛みなんてないはずなのにな どうしてこんな苦しいの

たんたんたんたか 跳ねるステップで
たんたん クラップ 手を鳴らして
さぁ  心が尽きるまで 

ぎこぎこと悲鳴を上げる 僕はロボット
表情変えずに トントコトンと歩いてく
嘯いた猫が嗤う 「滑稽だなアンタ」
目隠しされたまま 真っ逆さまに落ちてく 

ぴかぴかと光った ほうき星の行方は
わからないままに どこか消えてった
重い腰を上げて 叫ぶように泣いた体躯を
もう少しだけ あともう少しだけ 歩みを止めずに

涙が流れなくてよかったな 心が折れてしまうから
ああこんな体じゃなければならな 温もりも感じれたかな

たんたんたんたか 跳ねるステップで
たんたん クラップ 手を鳴らして
さぁ  心が尽きるまで 

草木かき分けた 森の中
ついばまれて 躓いて 転がって
瞼の裏側に張り付いてた
君の顔が思い出せなくなって

涙が流れなくてよかったな 心まで錆びついちゃうから
ああ痛みなんてないはずなのにな どうしてこんな苦しいの

たんたんたか もう聞こえない
手を鳴らす音も
からっぽな心だけ
   

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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からっぽな心だけ

閲覧数:76

投稿日:2023/10/30 01:46:12

文字数:721文字

カテゴリ:歌詞

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