古いアスファルトの上に滑った雨が
亀裂の中を伝って僕に流れ落ちる
生きていくため 生きていくためって
惨めな笑顔をうかべて

例えば、この人生の先に何も無いと分かったとして
それでも君は生きようと思えるか
僕は選んだよ どん底で生きることを
後悔はもう両手で数え切れないくらいしたから

暗い温水の中に満ちた命は
淡い希望を持って外に流れ落ちる
幸せになる 幸せになってやるって
眩しい笑顔をうかべて

例えば、この人生の先に何も無いと分かったとして
これまでの自分を否定できるかな
僕は選んだよ 悔悟を羽織ることを
懺悔するには積み上げた罪が大きすぎるから

柔い指先の上に滑った雨が
亀裂の中を伝って心臓に流れ着く
その全てが毒だったとしても受け入れてしまおう

例えば、この人生の先に何も無いと分かったとして
それでも君は歩こうと立ち上がるか
僕は選べない どん底に浸かりすぎたから
後悔はもう両手で数え切れないくらいしたから
後はもう堕ちていくだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

深潭

閲覧数:48

投稿日:2024/05/21 20:19:29

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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