目の前のこの扉を 開く鍵見つけられず
隣にいる君の手を ぎゅっと強く握りしめた

明日が怖くて背を向けた
動けないよ ここからずっと
私は臆病だ

"変わりたくない"と言った言葉が
今この瞬間過去へと変わっていく
止まることのない時間(とき)に呑まれて
全てが彩り(いろ)を失くして
見えなくなる


薄汚れたプライドを "綺麗だ"と 嘘吐いたんだ
君は何も言わず 俯く私を見つめていた


私を追い抜いて行く人の後ろ姿
目を逸らした記憶 瞼の裏に流れる
繋いだ手のぬくもりが怖くなって
指をほどいた


少しずつとけて きえてゆく
君の笑顔、その声、きみの証明(そんざい)
止まることのない時間(とき)が私の
彩り(いろ)を塗り替える

"変わりたくない"と言った言葉が
今この瞬間過去へと変わっていく
散らばった《君の欠片》(かぎ)を拾い集めて
抱きしめたまま軋む
扉を開けた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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どこにいってしまったのか

閲覧数:91

投稿日:2012/12/17 02:13:31

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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