道行く人の白い息が雲をつくる
そんな想像をしながら歩いていた

どんなことがあっても
私はきっと変わらない

あなたと別れたあの日から
ずっと思ったまま　まだ動けないよ

楽しかった　幸せだった
良い記憶だけが私を支えてる
離された　小さな手が
凍えてると知っているのに
戻りたいと願ってしまうよ

二つ並んだお揃いの箸綺麗なまま
戸惑うほどに私のだけが痛んでく

もう叶わないと
わかってるけど　わかってるの…

東の空明るく染めて
昇る太陽　涙を照らした

愛おしくて　大切な人
遠のく背中に何も言えなくて
薄れてく　匂いと温度
思い出せなくなる頃に
出会えてよかったと思えるよう

今はもう少し
あなたを思って泣かせてね