窓に白い息を吐いて　歪んだ景色を薄くする
窓を叩く雨の音は　憂いを晴らしてくれはしない

耳をふさいでも染み込む　雨の音
綺麗な声で遮ってくれた　あなたは

-ドコニイッタノ？-

見たくないものばかり　溢れていて
あぁ　あんなにも世界は　綺麗だったのに
醜い心ばかり　溢れだして
あぁ　あんなにも私は　愚かだったのに

狭い世界取り残されて　「助けて」と喚くことさえも
閉まる扉へと伸ばした手　虚しく空を切ることでさえ

耳を抑えても止まない　雨の音
ぽつぽつ音を立てて降り続く　助けて

-イキガデキナイ-

見たくないものばかり　溢れていて
あぁ　あんなにも世界は　綺麗だったのに
醜い心ばかり　溢れだして
あぁ　あんなにも私は　愚かだったのに

【現実】は当たり前のように転がってて
【理想】はどんなに探しても見つからない

見たくないものばかり　溢れていて
あぁ　あんなにも世界は　綺麗だったのに…