どこにもいない　私を追ってる
泣きたくて泣きたくて　でもできない

もう一人だけの　世界が欲しくて
作り上げたのは　砂上の楼閣

寂しいの？　切ないの？
分からない　それが嫌

そこに何があるだろう　そこに何を見るだろう
この目に映るのは　希望か絶望か
そこで何を知るだろう　そこは何を生むだろう
この手に触れたのは「自己肯定」ではないのか


くずおれそうな　私は待ってる
逃げたくて逃げたくて　でもやらない

もう一人だけの　世界は辛くて
蹴り崩したのは　孤高の自尊心

苦しいの　止めたいの
動けない　どうしてよ……

そこに誰が立つだろう　そこで何を言うだろう
この血を流すのは　痛みか苦しみか
そこで何が咲くだろう　そこで何が散るだろう
この身を抱いたのは「自己防衛」だったのでしょう？


そこに何があるだろう　そこに何を見るだろう
この目に映るのは　希望か絶望か
そこで何を知るだろう　そこは何を生むだろう
この手を握るのは光か暗闇か

ここに何があるだろう　ここに誰がいるだろう
この手に触れたのは「自己肯定」だと信じて
歩き出す