繰り返す夜の果て
人混みの中 部屋の隙間
枯れていく向日葵と
思い出せない あたたかい声
いつの日か触れていた
微かな熱が残る背中
揺らぎ去る陽炎を
寂しく看取る柔い瞳
貴方へと渡した慟哭は
夢をなぞる 明日を縛る枷
過ぎ去る日々の記憶を
置き去りのままで眠れば
小さな砂漠に埋めた
この恋も終わるでしょうか
胸を刺す針のような
鋭く鈍い痛みに慣れ
気紛れに散りばめた
青い欠片を拾い集め
貴方から隠した真実に
傷をつけて 意味を捨てた指
突然の雨に濡れた
不確かな恋の名残は
眩しい朝日で乾き
思い出を遠ざけていく
貴方さえ忘れて生きていく
冷たい手も 愛しい笑顔も
仮初の夜に縋り
虚しさに嘘をついても
貴方がくれる痛みを
欲しては首を絞める
過ぎ去る日々の記憶を
置き去りのままで眠れば
小さな砂漠に埋めた
この恋は永遠になる
たとえ全てが 夢に消えても
たとえ貴方が 息を止めても
陽炎
痛みすら愛しい詩です。
ほんでぃさんの素敵な曲(http://piapro.jp/t/RRK_)への応募でした。よろしければ使ってください。
切なくてかわいそうで痛々しい恋の歌を目指しました。
前のバージョンにひらがな置いてます。
コメント1
関連動画0
ご意見・ご感想
ほんでぃ
その他
ほんでぃと申します
この度は歌詞応募していただきましてありがとうございます
選考終了までしばらくおまちください
2015/09/29 22:11:46