「どうしてそんなこと言うの…?」


キミと別々の道
歩き出して気づく
胸の奥に 彩ってる
あの日の太陽

指の先 零れてく 愛の言葉も
花のような笑い声も 聞くことはないね

代わりに降り注いだ泣き声は
僕の心擦り抜けていくだけで
終わりに降り注いだ叫び声
見えないフリして

すがるような両腕「どこに行くの?」
それでも振りほどいた僕の背中に
「さよなら」

傍にいるのがいつも普通だと思った
傲慢さに浮かれた僕へ
キミから、最後


ひとりだけで暮らすには少し広い
面影の残る窓 空は青く揺れる

雪のように白くて細い腕
強く抱きしめた体温だけ
まとわりついて離れてくれない
誰もいない部屋で

通りすぎる風さえも
愚かな僕を笑っていくように感じて
「好きだよ」

キミと別々の道
歩き出して気づく
ひとりきりじゃ 踏み出せない
呼吸も出来ない


傍にいるのがいつも普通だと思った
傲慢さに浮かれた僕へ
キミから、最後

キミと別々の道
僕は歩くけれど
胸の奥に 今も揺れる
あの日の太陽




<ひらがな>



きみとべつべつのみち
あるきだしてきづく
むねのおく いろどってる
あのひのたいよう

ゆびのさき こぼれてく あいのことばも
はなのようなわらいごえも きくことはないね

かわりにふりそそいだなきごえは
ぼくのこころすりぬけてくだけで
おわりにふりそそいださけびごえ
みえないふりして

すがるようなりょううで「どこにいくの?」
それでもふりほどいたぼくのせなかに
「さよなら」

そばにいるのがいつもふつうだとおもった
ごうまんさにうかれたぼくへ
きみから、さいご


ひとりだけでくらすにはすこしひろい
おもかげののこるまど そらはあおくゆれる

ゆきのようにしろくてほそいうで
つよくだきしめたたいおんだけ
まとわりついてはなれてくれない
だれもいないへやで

とおりすぎるかぜさえも
おろかなぼくをわらっていくようにかんじて
「好きだよ」

きみとべつべつのみち
あるきだしてきづく
ひとりきりじゃ ふみだせない
こきゅうもできない


そばにいるのがいつもふつうだとおもった
ごうまんさにうかれたぼくへ
きみから、さいご

きみとべつべつのみち
ぼくはあるくけれど
むねのおくに いまもゆれる
あのひのたいよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Soleil

こちらのかずくんPさんの曲への応募用です。
http://piapro.jp/t/4uei

綺麗な旋律で最初の台詞に惹かれました。
所々文字数に自信がないのですが、なんとか大丈夫かな…。

閲覧数:177

投稿日:2011/06/04 00:52:02

文字数:975文字

カテゴリ:歌詞

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