永久に　時間を　ただ示して
刻む　鼓動に　似ている音

過去　現在(いま)　朝　昼　夜　未来(あす)
変わらなくて　休まないの

停まらないまま　刻み続けて　生きてるように　針は動いて
変わり行く今　ただ眺めてる　その場所からは　動かず
喋ることなど　できないけれど　見守ることは　できるのだけど
助けることも　できないけれど　教えることは　できる

いろんな形で　たくさん　姿は違って
遠くで　近くで　刻んで　示して　告げてる

ある日　突然　告げたことは
時間ではなく　終わりだった

いつの間にか　針は停まり
刻むことも　できなくなる

変わらないまま　終わりを告げて　動くことなど　もうなくなって
人の生と死　似ているようで　違っているよ　感情
悲しみはなく　残念なだけ　新しいものに変わるだけで
たとえ直せたとしても　終わりを告げたら捨てられる

突然停まった　時計の　歯車は外れ
摩れても　直せば　使える　でも捨ててしまう

時を　とめることは出来ない
いつか　微かな音鳴らして…


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とわに　じかんを　ただしめして
きざむ　こどうに　にているおと

かこ　いま　あさ　ひる　よる　あす
かわらなくて　やすまないの

とまらないまま　きざみつづけて　いきてるように　はりはうごいて
かわりゆくいま　ただながめてる　そのばしょからは　うごかず
しゃべることなど　できないけれど　みまもることは　できるのだけど
たすけることも　できないけれど　おしえることは　できる

いろんなかたちで　たくさん　すがたはちがって
とおくで　ちかくで　きざんで　しめして　つげてる

あるひ　とつぜん　つげたことは
じかんではなく　おわりだった

いつのまにか　はりはとまり
きざむことも　できなくなる

かわらないまま　おわりをつげて　うごくことなど　もうなくなって
ひとのせいとし　にているようで　ちがっているよ　かんじょう
かなしみはなく　ざんねんなだけ　あたらしいものにかわるだけで
たとえなおせたとしても　おわりをつげたらすてられる

とつぜんとまった　とけいの　はぐるまははずれ
すれても　なおせば　つかえる　でもすててしまう

ときを　とめることはできない
いつか　かすかなおとならして…