A
勇ましく出て行った
兵隊の僕だけど
正義だと叫んでる
将軍も国王も

B
欺瞞に満ちてる
『敵国』はかつて
無二の友だとは
言っていなかった?
虚飾に満ちてる
この国はかつて
不戦の国だと
言っていた

S1
聖戦殉死に
よくぞやったと
飾り立てられ偶像の死
悪戦苦闘に
気づく事無し
民に見せる事のできぬ死

A
恨まれて嫌われて
無抵抗をやめた
『敵国』は強力
孤立して終わり

C
壊せ 奪え 殺せ
さあ、女神が舞うは

S2
どうして『敵国』
掲げる黒旗
我らの女神は
勝利をくれない?
彼らが正義と
無言で語るか
愛しい娘は
命を奪われ散る

B
もういい終わりだ
哀しみ溢れる
僕たちはそうさ
侵略国家
どこまで行っても
彼女に逢えない
地獄に堕ちるさ
侵略者

S3
そういうつもりじゃなかった僕たちに
残され生きてく道はただひとつで
『敵国』の旗へと
膝つき頭垂れ

S4
何もかも失くし
処刑の国王
冷めた目で見ていたけど
嗚呼 生きるのは地獄
死ぬのは救いと
彼女を求めてるよ
さあ…
拾い上げたのは
錆びた
愛剣で胸に翳し
終の傷を刻もうか


――よみがな――

いさましくでていった
へいたいのぼくだけど
せいぎだとさけんでる
しょうぐんもこくおうも

ぎまんにみちてる
『てきこく』はかつて
むにのともだとは
いっていなかった?
きょしょくにみちてる
このくにはかつて
ふせんのくにだと
いっていた

せいせんじゅんしに
よくぞやったと
かざりたてられぐうぞうのし
あくせんくとうに
きづくことなし
たみにみせることのできぬし

うらまれてきらわれて
むていこうをやめた
『てきこく』はきょうりょく
こりつしておわり

こわせ うばえ ころせ
さあ、めがみがまうは

どうして『てきこく』
かかげるくろはた
われらのめがみは
しょうりをくれない?
かれらがせいぎと
むごんでかたるか
いとしいむすめは
いのちをうばわれちる

もういいおわりだ
かなしみあふれる
ぼくたちはそうさ
しんりゃくこっか
どこまでいっても
かのじょにあえない
じごくにおちるさ
しんりゃくしゃ

そういうつもりじゃなかったぼくたちに
のこされいきてくみちはただひとつで
『てきこく』のはたへと
ひざつきこうべたれ

なにもかもなくし
しょけいのこくおう
さめためでみていたけど
ああ いきるのはじごく
しぬのはすくいと
かのじょをもとめてるよ
さあ…
ひろいあげたのは
さびた
あいけんでむねにかざし
ついのきずをきざもうか

ライセンス

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欺瞞と虚飾の侵略国家

閲覧数:146

投稿日:2013/09/10 11:30:27

文字数:1,066文字

カテゴリ:歌詞

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