好きも嫌いも電気信号
ならスイッチでオンオフできればいいのにな
好きになれない貴方の趣味も
一緒に笑いながら楽しめるのにな

貴方のことが苦しいほど好きなこと あの子のことが苦しいほど嫌いなこと
忘れてしまえば心地いいな さぁ スイッチを押しましょう

ねぇ何度スイッチを押したって 何度貴方を忘れたって
知らない筈の貴方のこと また また 好きになるの
何度心を殺したって また新しく生まれ変わるの
「僕のことなんて忘れてよ」
うん そうだね
忘れよう

好きも嫌いも電気信号
それ以上でも以下でもないよ 知っている
好きになれてもなれなくても
同じように消えちゃうの 知っているのに

何故私は貴方を好きになって 何故私は貴方に好かれたくて
何故私は忘れてしまいたくて 何故私はまた恋をするの？

ねぇ何度スイッチを押したって 何度貴方を忘れたって
知らない筈の貴方のこと また また 愛しちゃうの
何度貴方を「殺し」たって 死んだはずの貴方が今
私の目の前に立ってるの ああ どうしよう
忘れよう


凍えるようで焼けていくように 癒されるようで抉られるように
忘れるようで刻み込むように 刻み込むように 刻み込むように

ねぇ何度スイッチを押したって 何度貴方を忘れたって
何度も貴方を好きになって

ねぇ何度スイッチを押したって どうせまた繰り返すだけでしょう
その輪の中何も気付かずに踊り続けている
ねぇ何度スイッチを押したなら このスイッチは壊れるかな
壊れたなら進めるのかな 貴方のその隣へ